2009年 10月 14日
Terrific |
英語の失敗は数知れずあるのですが、自分に都合の悪いことは忘れようとするためか(^^;)、なかなか具体的には思い出せません。なので思い出すたびに書いていこうかと。
2000年に、日本の会社からこちらの共同研究先ベンチャーにVisiting Scientistという形で出向したのが、私には初めての海外経験でした。その会社では(日本でもそうでしたが)2週間に一度、グループ内でのミーティングがあって、各自が過去2週間分の研究成果を報告していました。その中で、グループのボスが頻繁に口にしていたのが「terrific!」という言葉。そのトーンや雰囲気から、どうも褒め言葉として使われているらしいことは明らかだったのですが、そもそも私のボキャブラリーにはその言葉がなかったので、私には「traffic」と聞こえていて、この場面で「交通」って???という感じでした。
ある日思い切って、同僚のひとりであるロシア出身のLに聞いてみました。「D(ボス)はミーティングでいつもtrafficって言うけど、あれってどういう意味なの?」と。するとそのLはしたり顔で(^^;)、「ああ、あれはtrafficみたいにいつも行ったり来たりして忙しい、みたいな、そういう感じでいいってことよ」みたいな意味不明の解説をしてくれました。当時の私はそもそもそういう質問をするのもやっとという状態ですし、自分以外のみんなは英語はしっかりわかっているという思い込みがあり、聞く相手を正しく選ぶというような余裕もななかったということです(笑)。
何しろその言葉はtrafficだと思い込んでいますから、何度辞書を引いてもそれらしい意味は見つからず、二文字目からしてRとEが違うterrificになんて賢い電子辞書でさえも類推してくれず、まったく辿りつきませんでした。いずれにせよ、意味合いとしてはexcellentとかと同様な結びのひとことみたいな使われ方ですから、それに対してはサンキューといっておけば済むことで、大きな問題はなかったのですが、何ヶ月もたったある日、これはもしかしたらスペルが違う言葉なのではと何となく感じ、当てずっぽうでいろいろなスペルを辞書で調べていくうちに、terrificという言葉を発見し、それまでの疑問が氷解したというわけです。
知らない単語は聞き取りようがないというひとつの例ですね。
2000年に、日本の会社からこちらの共同研究先ベンチャーにVisiting Scientistという形で出向したのが、私には初めての海外経験でした。その会社では(日本でもそうでしたが)2週間に一度、グループ内でのミーティングがあって、各自が過去2週間分の研究成果を報告していました。その中で、グループのボスが頻繁に口にしていたのが「terrific!」という言葉。そのトーンや雰囲気から、どうも褒め言葉として使われているらしいことは明らかだったのですが、そもそも私のボキャブラリーにはその言葉がなかったので、私には「traffic」と聞こえていて、この場面で「交通」って???という感じでした。
ある日思い切って、同僚のひとりであるロシア出身のLに聞いてみました。「D(ボス)はミーティングでいつもtrafficって言うけど、あれってどういう意味なの?」と。するとそのLはしたり顔で(^^;)、「ああ、あれはtrafficみたいにいつも行ったり来たりして忙しい、みたいな、そういう感じでいいってことよ」みたいな意味不明の解説をしてくれました。当時の私はそもそもそういう質問をするのもやっとという状態ですし、自分以外のみんなは英語はしっかりわかっているという思い込みがあり、聞く相手を正しく選ぶというような余裕もななかったということです(笑)。
何しろその言葉はtrafficだと思い込んでいますから、何度辞書を引いてもそれらしい意味は見つからず、二文字目からしてRとEが違うterrificになんて賢い電子辞書でさえも類推してくれず、まったく辿りつきませんでした。いずれにせよ、意味合いとしてはexcellentとかと同様な結びのひとことみたいな使われ方ですから、それに対してはサンキューといっておけば済むことで、大きな問題はなかったのですが、何ヶ月もたったある日、これはもしかしたらスペルが違う言葉なのではと何となく感じ、当てずっぽうでいろいろなスペルを辞書で調べていくうちに、terrificという言葉を発見し、それまでの疑問が氷解したというわけです。
知らない単語は聞き取りようがないというひとつの例ですね。
by a-pot
| 2009-10-14 14:28
| SVの暮らし