2005年 08月 02日
アメリカのケミストの給料 |
アメリカ化学会では毎年、数万人単位で雇用と給料の調査をして、会報上で発表する。みんなが気になる給料。これを見れば、自分が収入的にだいたいどんな位置にいるかがわかるというもの。新卒からエグゼクティブクラスまでの全域が調査対象。
学歴別、年齢別、性別、人種別、公か民間かなど、実に様々な角度から詳細に分析されているのだけれど、大雑把なところでは、2005年のall chemistsの年収の中央値(median)が83k(8万3千ドル)。Industryだけで見ると90k、Governmentでは84.9k、Academiaだと64k。学歴別では、BSが63k、MSが74k、Ph.D.が93kといった具合。
とのコメントがありました。
あくまで中央値であって、言うまでもなく年齢その他様々なファクターでも変わってくるのだけれど、まあこんなものかなという感じ。また地域ごとの比較もあって、
とのことで、給料は東海岸と西海岸で高く、中央部で低い。これもまあ納得だけれど、どう見ても住宅価格ほどの差はない。従ってシリコンバレーは多少給料がよかったとしても、家の値段などを考えると決していい生活水準とはいえない、という何度もかみしめている結論。それでもよそに移ろうとは思えない。いつか何とかしたいなあ。
学歴別、年齢別、性別、人種別、公か民間かなど、実に様々な角度から詳細に分析されているのだけれど、大雑把なところでは、2005年のall chemistsの年収の中央値(median)が83k(8万3千ドル)。Industryだけで見ると90k、Governmentでは84.9k、Academiaだと64k。学歴別では、BSが63k、MSが74k、Ph.D.が93kといった具合。
Being an academic chemist brings substantial financial sacrifice
とのコメントがありました。
あくまで中央値であって、言うまでもなく年齢その他様々なファクターでも変わってくるのだけれど、まあこんなものかなという感じ。また地域ごとの比較もあって、
Chemists on the East and West Coasts tend to be paid more
とのことで、給料は東海岸と西海岸で高く、中央部で低い。これもまあ納得だけれど、どう見ても住宅価格ほどの差はない。従ってシリコンバレーは多少給料がよかったとしても、家の値段などを考えると決していい生活水準とはいえない、という何度もかみしめている結論。それでもよそに移ろうとは思えない。いつか何とかしたいなあ。
by a-pot
| 2005-08-02 13:28
| 医薬、バイオ関連