2008年 10月 15日
3種類のアメリカ人? |
言うまでもなくシリコンバレーでの話で、ここでアメリカ人というのはネイティブ英語スピーカーのこと。これには3種類のタイプがあるような気がする。
ひとつめは相手がネイティブであろうがなかろうが、まったく同じ調子でマシンガンのようにしゃべるタイプ。これはnon-nativeの立場としてははかなりきびしいのだけれど、こういうタイプは、ゆっくりしゃべってくれないかといっても、「わかった」と言っては同じスピードでしゃべり続ける。こっちがわかっていようがいまいがあまり気にしないようでもある。
ふたつめは、ネイティブなんだけれど、もともとゆっくり話すタイプの人。普段からゆっくり話す人は、発音も比較的クリアーなことが多く、話す内容はわかりやすい。でもそれが地なので、こちらが勝手に「(ゆっくりした英語でつきあってくれて)ありがとう」なんていっても「は??」てなことになりがち。
みっつめは、シリコンバレーならではのネイティブかも知れない。Non-nativeに慣れていて、彼ら(including 私)が必ずしも英語が完璧でないことをよく理解しているため、ネイティブ同士で話すときはがんがんいくのだけれど、私やその他のnon-nativeが混ざっている時はゆっくり目に、難しいことを言わないように、時には解説を加えたりしつつ気を使ってくれる大変ありがたいタイプ。
それぞれもっと細かく性格なども加味しつつ分類することもできるのだけれど、私の印象ではざっくりと3種類、というのが今までの実感。
こういうシリコンバレーで暮らして、上記のひとつ目のタイプとは、同僚あるいは知り合いであっても、当然のことながら「友だち」という感覚にはなりにくい。相手の言うことがあんまりわからないのだからある意味当然。
私のように英語が第2言語で、しかもあまり得意でない人間が、それでも単なる同僚を越えて友人と呼べる関係になる可能性があるのは上記の2番目と3番目の人たちで、現実的にはは3番目のタイプだ。つまりいい関係を築くには何がしかのいい意味でのバイアスというか、下駄を履かせてもらうことが必要になる。でもそういう人が多いのもシリコンバレーの特徴か。
まあアメリカ人が何種類に分類されるかは実はどうでもよくて、ここから話はそれる。
上記はあくまでネイティブスピーカーの話だけれど、同じような論理で、大人になってからここにやって来た、英語が第2言語同士、移民同士だと英語のボキャブラリーも限られ、お互い言わずもがなの苦労をしていることもわかるし、当然親近感もわきやすい。日中間の関係がどうであれ、もっといえば台中間の関係がどうであれ、出身がイランであれ、ロシア界隈であれ、何であれ個人レベルでは仲良くなれる。そういう意味でも楽しいのがシリコンバレーであり、この楽しさだけは、日本ではなかなか味わえないだろうし、世界の中でもそういう場所はなかなかないだろうと思う。
シリコンバレーは世界中から集まる人材があらゆるハイテクにしのぎを削る土地ではあるかも知れないけれど、もしかしたら世界の平和を発信できる唯一の土地かも知れないとも思っている。
ひとつめは相手がネイティブであろうがなかろうが、まったく同じ調子でマシンガンのようにしゃべるタイプ。これはnon-nativeの立場としてははかなりきびしいのだけれど、こういうタイプは、ゆっくりしゃべってくれないかといっても、「わかった」と言っては同じスピードでしゃべり続ける。こっちがわかっていようがいまいがあまり気にしないようでもある。
ふたつめは、ネイティブなんだけれど、もともとゆっくり話すタイプの人。普段からゆっくり話す人は、発音も比較的クリアーなことが多く、話す内容はわかりやすい。でもそれが地なので、こちらが勝手に「(ゆっくりした英語でつきあってくれて)ありがとう」なんていっても「は??」てなことになりがち。
みっつめは、シリコンバレーならではのネイティブかも知れない。Non-nativeに慣れていて、彼ら(including 私)が必ずしも英語が完璧でないことをよく理解しているため、ネイティブ同士で話すときはがんがんいくのだけれど、私やその他のnon-nativeが混ざっている時はゆっくり目に、難しいことを言わないように、時には解説を加えたりしつつ気を使ってくれる大変ありがたいタイプ。
それぞれもっと細かく性格なども加味しつつ分類することもできるのだけれど、私の印象ではざっくりと3種類、というのが今までの実感。
こういうシリコンバレーで暮らして、上記のひとつ目のタイプとは、同僚あるいは知り合いであっても、当然のことながら「友だち」という感覚にはなりにくい。相手の言うことがあんまりわからないのだからある意味当然。
私のように英語が第2言語で、しかもあまり得意でない人間が、それでも単なる同僚を越えて友人と呼べる関係になる可能性があるのは上記の2番目と3番目の人たちで、現実的にはは3番目のタイプだ。つまりいい関係を築くには何がしかのいい意味でのバイアスというか、下駄を履かせてもらうことが必要になる。でもそういう人が多いのもシリコンバレーの特徴か。
まあアメリカ人が何種類に分類されるかは実はどうでもよくて、ここから話はそれる。
上記はあくまでネイティブスピーカーの話だけれど、同じような論理で、大人になってからここにやって来た、英語が第2言語同士、移民同士だと英語のボキャブラリーも限られ、お互い言わずもがなの苦労をしていることもわかるし、当然親近感もわきやすい。日中間の関係がどうであれ、もっといえば台中間の関係がどうであれ、出身がイランであれ、ロシア界隈であれ、何であれ個人レベルでは仲良くなれる。そういう意味でも楽しいのがシリコンバレーであり、この楽しさだけは、日本ではなかなか味わえないだろうし、世界の中でもそういう場所はなかなかないだろうと思う。
シリコンバレーは世界中から集まる人材があらゆるハイテクにしのぎを削る土地ではあるかも知れないけれど、もしかしたら世界の平和を発信できる唯一の土地かも知れないとも思っている。
by a-pot
| 2008-10-15 15:01
| SVの暮らし