2010年 04月 29日
6年前の自分との対話? |
日付は定かでないのですが、おそらく2004年の始め頃に私は「本当に日本はだめか?」という文章をアップしていて、今読み返すと恥ずかしいものではありますが、この中で、次のように書いています。
当時確かにそのように強く思っていたのは覚えていますが、最近よく目にする2050年あたりの日本の年齢別人口分布予測みたいなものを見ると、正直この先かなり厳しいなーと思わずにはいられません。その解決策とまでは言えませんが、目指すべき一つの方向性として、次のようにも書いています。
青臭い文ではありますが、考え方という点では今でも当時の自分に賛成だなと思います。もちろんコレを日本以外の国にも実践してもらえるのかどうかという大問題はありますが。この後、2004年4月13日に「地球防衛軍」という構想を提案していますが、おそらくこういうことは多くの人が考えていることだと思います。今や宇宙ステーションではある意味実現しているんですけどね。そして2004年9月29日に、再度「国益とは?」という短い文章をアップしています。私はよほどこの言葉が嫌いなようです(笑)。マジでこの単語を抹殺したい。そして当時の外務大臣の就任にあたっての以下のコメントの矛盾を指摘しています。
「何よりも我が国の安全、繁栄を確保」した上で果たして「国際社会全体の平和、安定、繁栄」が達成できるのだろうか?ということです。自分(日本)はいい思いをしたいので、みなさんも平和に安定して繁栄してくださいね~、なんてことはあり得ないだろうと思ったし、もちろん今も思うんですけどね。まあさすがに今はもうそんな悠長なことは言わないと思いますが。
これからの日本は誰が舵をとっても厳しい時代が続きます。政治頼み、人任せにしていても、自分の人生が薔薇色にひらけるなんてことはあり得ません。一人ひとりが何をできるか建設的に考え、大きなことができる人は大きなことを、小さなことならできる人は小さなことを、とにかくベストを尽くし、それぞれ自分の人生を作っていくしかないと思います。そうすれば結果として、より多くの人が満足できる世の中になるのではないかな、と思います。
私は、問題は山積しているものの、日本は別にだめではないと思っている。この問題の本質は、だめだと思ってしまうことそのものにあると考えるからだ。そんな単純な精神論めいたことで問題が解決すれば苦労はないのだが、実際そうだと思うのである。
当時確かにそのように強く思っていたのは覚えていますが、最近よく目にする2050年あたりの日本の年齢別人口分布予測みたいなものを見ると、正直この先かなり厳しいなーと思わずにはいられません。その解決策とまでは言えませんが、目指すべき一つの方向性として、次のようにも書いています。
「日本はもうだめ」というとき、では「日本はだいじょうぶ」ならそれでいいのだろうかという問題もある。ちょっと視点を変えて見ると、世界の国々はエネルギーや食料、経済、科学技術等を相互に依存しあっているのだから、「日本だけがだいじょうぶ」ということはあり得ないはずだ。つまり「日本がだいじょうぶ」であるためには「世界もだいじょうぶ」でなければならない。しかしながら「世界がだいじょうぶ」であるためには「各国がだいじょうぶ」である必要があり、結局「日本もだいじょうぶ」でなければならない。当たり前といわれればそれまでだが、自国をよくしたいならば、他国といわゆるWIN-WINの関係に持っていけるよう考えることが重要である。政治家や外務省は、何かというと「国益」という言葉を黄門さまの印籠のように持ち出すが、とりあえず自国だけがハッピーならいいという基本的な発想を考え直す必要がありはしないだろうか。
青臭い文ではありますが、考え方という点では今でも当時の自分に賛成だなと思います。もちろんコレを日本以外の国にも実践してもらえるのかどうかという大問題はありますが。この後、2004年4月13日に「地球防衛軍」という構想を提案していますが、おそらくこういうことは多くの人が考えていることだと思います。今や宇宙ステーションではある意味実現しているんですけどね。そして2004年9月29日に、再度「国益とは?」という短い文章をアップしています。私はよほどこの言葉が嫌いなようです(笑)。マジでこの単語を抹殺したい。そして当時の外務大臣の就任にあたっての以下のコメントの矛盾を指摘しています。
外交上の最優先課題は、我が国の国益を守り増進すること、すなわち、何よりも我が国の安全・繁栄を確保し、国民の生命・財産を守ることです。そのためには、国際社会全体の平和、安定、繁栄の確保が不可欠です。
「何よりも我が国の安全、繁栄を確保」した上で果たして「国際社会全体の平和、安定、繁栄」が達成できるのだろうか?ということです。自分(日本)はいい思いをしたいので、みなさんも平和に安定して繁栄してくださいね~、なんてことはあり得ないだろうと思ったし、もちろん今も思うんですけどね。まあさすがに今はもうそんな悠長なことは言わないと思いますが。
これからの日本は誰が舵をとっても厳しい時代が続きます。政治頼み、人任せにしていても、自分の人生が薔薇色にひらけるなんてことはあり得ません。一人ひとりが何をできるか建設的に考え、大きなことができる人は大きなことを、小さなことならできる人は小さなことを、とにかくベストを尽くし、それぞれ自分の人生を作っていくしかないと思います。そうすれば結果として、より多くの人が満足できる世の中になるのではないかな、と思います。
by a-pot
| 2010-04-29 14:14
| アメリカでの就職、キャリア関連