2011年 03月 15日
バイオ合宿を予定通り行う件 |
なんだか眠れなくなってしまって、4時前から起きだしてしまいました。
地震発生以来、感情が大きく波打って、平常状態ではなくなっているような気がします。
震災の犠牲者の方々のご冥福をお祈りするとともに、被害を受けられた方々には心よりお見舞いを申し上げます。
今週の木曜日から予定しているJBCシリコンバレーバイオ合宿ですが、JBCオーガナイザー間で相談した結果、予定通り行うことにしました。地震前からすでに渡米している参加者もいました。地震の当日、3月11日に渡米予定だった人もいました。一方で仙台在住のためすぐに連絡がつかない人もいました(後で無事を確認)。そんな中、6日後に迫ったプログラムのGo/No Goを短時間の間に決断する必要がありました。
ツイッター上、あるいはいろいろな人のブログなどで、様々な議論があります。自粛の是非、不謹慎とは、今こそ普通に、などなど。バイオ合宿を予定通り行ったとして、何名が来られるのかもわからない段階で、やることに決めた理由を一言で言えば、すでに数名が渡米していたこと、そしてこの状況の中でも参加可能な人にとっては、せっかく準備してきた機会ですし、少しでも前を向き、今後の糧となる機会としていただきたいと考えたことです。
その後参加者のみなさんに送ったメールから一部を転載します。
結局21名中4名の方々が、参加を断念せざるを得ませんでした。ただ逆に言えば17名もの方々が、参加するという意志を表明してくれたわけです。まだこれから渡米する方々もいますので、予断を許さないところもありますが、今はみなさんが無事集合できることを祈っています。
地震発生以来、感情が大きく波打って、平常状態ではなくなっているような気がします。
震災の犠牲者の方々のご冥福をお祈りするとともに、被害を受けられた方々には心よりお見舞いを申し上げます。
今週の木曜日から予定しているJBCシリコンバレーバイオ合宿ですが、JBCオーガナイザー間で相談した結果、予定通り行うことにしました。地震前からすでに渡米している参加者もいました。地震の当日、3月11日に渡米予定だった人もいました。一方で仙台在住のためすぐに連絡がつかない人もいました(後で無事を確認)。そんな中、6日後に迫ったプログラムのGo/No Goを短時間の間に決断する必要がありました。
ツイッター上、あるいはいろいろな人のブログなどで、様々な議論があります。自粛の是非、不謹慎とは、今こそ普通に、などなど。バイオ合宿を予定通り行ったとして、何名が来られるのかもわからない段階で、やることに決めた理由を一言で言えば、すでに数名が渡米していたこと、そしてこの状況の中でも参加可能な人にとっては、せっかく準備してきた機会ですし、少しでも前を向き、今後の糧となる機会としていただきたいと考えたことです。
その後参加者のみなさんに送ったメールから一部を転載します。
日本がそんな状態の中、この合宿を行うことは果たして妥当なのか、短い時間の中でだいぶ思い悩みました。しかし早く決定しなければと思い、オーガナイザー間で一致した結論として合宿を行う旨すでに連絡していますが、私の気持ちをもう一言書かせていただければ、「前を向こう」ということです。もちろん今は何を差し置いても被災者のサポートをすべきときです。しかしながら一般人が直接入れる段階でもない。そして何が起ころうとも、いつかはみんなが立ち直らなければならない。3年後、5年後、10年後が必ずやってくるからです。
役場、消防、警察、自衛隊などの方々と自分たちとの役割分担というものがあるとして、そこで我々が担うものがあるとすれば、それは将来の部分ではないか。都合のよい言い訳に聞こえるかも知れませんが、本合宿の目的は、震災の有無に関わらず、もともとそういうところにあります。そう考えています。
今回の被害を受けて、参加を取りやめなければならない方々、さらには多くの被災者の方々をを尻目にバイオ合宿を予定通り行うのは、正直言って非常に心苦しいことでもあります。それでも今できることとして、前を向き、将来を見つめてこれを予定通り行うことが、長い目では間違っていなかった、後からそう思えるようなものにしたいと思います。
結局21名中4名の方々が、参加を断念せざるを得ませんでした。ただ逆に言えば17名もの方々が、参加するという意志を表明してくれたわけです。まだこれから渡米する方々もいますので、予断を許さないところもありますが、今はみなさんが無事集合できることを祈っています。
by a-pot
| 2011-03-15 21:47
| 医薬、バイオ関連