2011年 11月 02日
香港から深圳へ |
このカンファレンスに参加のため、中国の深圳(シンセン)に来ています。
その前まで東京にいたので、成田を午前9時50分発のフライトNH909で香港に飛んで、午後1時半頃HKG到着。そのまま深圳に移動しました。この経路だとまず香港入国、ついで中国入国と、イミグレーションを2回続けて通過することになります。今回はひとりなので、一応事前にいろいろ調べました。ウェブ上で簡単に見つかるブログなどのソースによると、香港から深圳への入り方は、主に3つとのこと。ひとつめは「蛇口」行きのフェリーに乗り、降りてから入国、ふたつめはバスやタクシーで「落馬洲」まで行ってから入国、みっつめはバスで「上水駅」まで行き、電車にひと駅乗って「羅湖」から入国する方法です。
目的地が「落馬洲」から近いのと、重いスーツケースを引きずっているため、上記のふたつめ、特にタクシーでいいかな〜と思っていました。香港空港に着いて、イミグレを通過し、荷物をピックアップして出たところにインフォメーションカウンターがあったので、深圳に行くバスやタクシーはと聞くと、ターミナル2に行けとのこと(着いたのはターミナル1)。少し歩いて行くと、行き先ごとにトランスポーテーションのカウンターが並んでいます。「深圳」の文字が出ているカウンターのおねえさんにバスはある?と聞くとどこに行くのか聞かれ、コンベンションセンターの住所を見せると、ちょっと何かをチェックして、「これだ」とミニバンの写真を指さします。要するに乗り合いのシャトルで値段は180元(30USドル弱)。タクシーだと「落馬洲」まで約300元との事前情報だったので、この値段で深圳のイミグレも超えて目的地まで行ってくれるのであればかなりのお買い得感なので、即決。
お金を払うと、チケット兼レシート、
入国フォーム、それからこんなシール
を胸に貼れと渡されます。私の行き先として深浅、会展中心(コンベンションセンターのこと)と書いてあります。
そしてちょっとここで待ってろと言われましたが、すぐにまた声をかけられ、乗り場へ。私以外に年配の3人組(男2女1)、お一人さまのおじさん、それに私の計5人で乗る模様。3人組のうちひとりは中国語(あるいは広東語?)と英語を話し、あとの二人は他のアジアからのようで、第2言語として英語を話すため、この3人は英語で当たり障りのない話をしてました。もうひとりのおじさんと私が後ろの列に並んで座っていたので、Do you speak English? と聞くとNoと(笑)。まあそれくらいならわかるけどそれ以上はわからないということで、今度は前の3人組に、ドラッグディスカバリーのカンファレンスに参加ですかと聞くと違うとのこと。残念。
それぞれ深圳のどこかに行くので、私はてっきり勝手に落馬洲経由なのだとばかり思っていたら、道路のサインを見てる限りどうも途中から違う方向に向かっています。結局深圳湾にかかる長い橋を渡って(この深圳大橋なんとGoogle Mapに載ってないので、事前には見当もつかなかったわけですが)、深圳湾口岸というところでイミグレーションとなりました。とは言ってもドライバーが全員のパスポート(と必要により入国書類)を集め、料金所みたいな窓口で審査官に渡し、審査官は車に乗ったままの私たちをひとりずつパスポートと照らし合わせてOK、という感じ。下車する必要もなくて楽ちんです。荷物チェックはランダムにピックアップして行うようで、私たちはフリーパスでした。
その後、バスターミナルのような駐車場に停車。ここで車を乗り換えると言います。そんなの聞いてねぇと思ったけど、他のみんなも聞いてなかったみたい。ひとりのおじさんは気がついたらここで消えてました。連絡係みたいな人に連れられ、しばし待たされ、その後100メートル以上荷物を引きずって歩かされたところに、別のミニバンがありました。係員はドライバーに行き先を告げているようでした。ようやく深圳市内に入り、最初に私の目的地であるコンベンションセンターに着いたので、3人組にバーイと言ってお先に降車。ちょっと意外な車の乗り換えはありましたが、全体的には非常にリーズナブルな費用で、時間的にもおそらく最速で深圳市内の目的地まで移動できるので、この経路はけっこうオススメだと思います。HKGに着陸してから2時間かからずに深圳の中心部到着です。考えてみれば香港は日本と同じ右ハンドル左側通行で、中国は左ハンドル右側通行なので、乗り換えもまあしょうがないのかなと後から思いました。
ところがここからちょっと予定が狂います(笑)。最初にホテルに行かずに、荷物を引きずってコンベンションセンターに行ったのは、主催者からそういう指示があったからです。チェックイン前にまずレジストレーションを済ませて、参加証や食事のバウチャーなどの「キット」を受け取るようにとのことでした。
ところがいざ着いてみると、このコンベンションセンター、でかい。もちろんそれなりに心の準備はしていましたが、やはりそれ以上にでかかった(笑)。で、そこらじゅう工事現場だらけ。というか正確には終了したばかりのイベントの撤収とこれからのイベントの準備の作業中。そのイベントがいくつあったのかもわからない、多分10個前後のイベントが終了し、また始まりつつあるようでした。そして私が参加予定のカンファレンスのサインがどこにも見つからない!建物をひとまわりするだけで軽く1km以上ありそうな施設で、今日は最高気温も28度とかで、汗だくになりつつ歩いてみたものの見つからないので、まあカンファレンスは明日からなので、レジストレーションは明朝でもいいやと作戦を切り替えて、とりあえずホテルに行くことに。
でも今日は何のイベントもやってないので、タクシーがいない。ふと見ると、道路を挟んだ向かい側にリッツカールトンがあったので、そこで待っているタクシーなら安心だろうと思い、主催者からもらっていた例文集のホテルの部分を見せて(^^;)、行ってもらいました。ホテルはけっこう立派な感じです。でも防音は今ひとつかな〜。9階なんだけど、下の道路の車の往来の音がけっこううるさい。
ホテルの部屋の窓(南向き)から見えるのは、ひたすら高層住宅。
エレベーターホールから見えるホテル北側
中心に見える横長の長方形が横につながった感じなのが会場のコンベンションセンター。一番上が6階。その手前に平たいカマボコ状の屋根が見えるでしょうか?これが最大の展示会場部分。全部で3x2=6ブロックくらいの土地を使っています。奥の高層ビル群はオフィス街みたいな感じ。左右に分かれていて間に何も見えないのは、こんなふうになっているから。
これは先の横長長方形部分(コンベンションセンター5F)からさらに向こう側(北側)を見たところ。正面のにゅるんとした大きなものは何だかわかりません。
長くなるので、とりあえずいったんここまで。
その前まで東京にいたので、成田を午前9時50分発のフライトNH909で香港に飛んで、午後1時半頃HKG到着。そのまま深圳に移動しました。この経路だとまず香港入国、ついで中国入国と、イミグレーションを2回続けて通過することになります。今回はひとりなので、一応事前にいろいろ調べました。ウェブ上で簡単に見つかるブログなどのソースによると、香港から深圳への入り方は、主に3つとのこと。ひとつめは「蛇口」行きのフェリーに乗り、降りてから入国、ふたつめはバスやタクシーで「落馬洲」まで行ってから入国、みっつめはバスで「上水駅」まで行き、電車にひと駅乗って「羅湖」から入国する方法です。
目的地が「落馬洲」から近いのと、重いスーツケースを引きずっているため、上記のふたつめ、特にタクシーでいいかな〜と思っていました。香港空港に着いて、イミグレを通過し、荷物をピックアップして出たところにインフォメーションカウンターがあったので、深圳に行くバスやタクシーはと聞くと、ターミナル2に行けとのこと(着いたのはターミナル1)。少し歩いて行くと、行き先ごとにトランスポーテーションのカウンターが並んでいます。「深圳」の文字が出ているカウンターのおねえさんにバスはある?と聞くとどこに行くのか聞かれ、コンベンションセンターの住所を見せると、ちょっと何かをチェックして、「これだ」とミニバンの写真を指さします。要するに乗り合いのシャトルで値段は180元(30USドル弱)。タクシーだと「落馬洲」まで約300元との事前情報だったので、この値段で深圳のイミグレも超えて目的地まで行ってくれるのであればかなりのお買い得感なので、即決。
お金を払うと、チケット兼レシート、
入国フォーム、それからこんなシール
を胸に貼れと渡されます。私の行き先として深浅、会展中心(コンベンションセンターのこと)と書いてあります。
そしてちょっとここで待ってろと言われましたが、すぐにまた声をかけられ、乗り場へ。私以外に年配の3人組(男2女1)、お一人さまのおじさん、それに私の計5人で乗る模様。3人組のうちひとりは中国語(あるいは広東語?)と英語を話し、あとの二人は他のアジアからのようで、第2言語として英語を話すため、この3人は英語で当たり障りのない話をしてました。もうひとりのおじさんと私が後ろの列に並んで座っていたので、Do you speak English? と聞くとNoと(笑)。まあそれくらいならわかるけどそれ以上はわからないということで、今度は前の3人組に、ドラッグディスカバリーのカンファレンスに参加ですかと聞くと違うとのこと。残念。
それぞれ深圳のどこかに行くので、私はてっきり勝手に落馬洲経由なのだとばかり思っていたら、道路のサインを見てる限りどうも途中から違う方向に向かっています。結局深圳湾にかかる長い橋を渡って(この深圳大橋なんとGoogle Mapに載ってないので、事前には見当もつかなかったわけですが)、深圳湾口岸というところでイミグレーションとなりました。とは言ってもドライバーが全員のパスポート(と必要により入国書類)を集め、料金所みたいな窓口で審査官に渡し、審査官は車に乗ったままの私たちをひとりずつパスポートと照らし合わせてOK、という感じ。下車する必要もなくて楽ちんです。荷物チェックはランダムにピックアップして行うようで、私たちはフリーパスでした。
その後、バスターミナルのような駐車場に停車。ここで車を乗り換えると言います。そんなの聞いてねぇと思ったけど、他のみんなも聞いてなかったみたい。ひとりのおじさんは気がついたらここで消えてました。連絡係みたいな人に連れられ、しばし待たされ、その後100メートル以上荷物を引きずって歩かされたところに、別のミニバンがありました。係員はドライバーに行き先を告げているようでした。ようやく深圳市内に入り、最初に私の目的地であるコンベンションセンターに着いたので、3人組にバーイと言ってお先に降車。ちょっと意外な車の乗り換えはありましたが、全体的には非常にリーズナブルな費用で、時間的にもおそらく最速で深圳市内の目的地まで移動できるので、この経路はけっこうオススメだと思います。HKGに着陸してから2時間かからずに深圳の中心部到着です。考えてみれば香港は日本と同じ右ハンドル左側通行で、中国は左ハンドル右側通行なので、乗り換えもまあしょうがないのかなと後から思いました。
ところがここからちょっと予定が狂います(笑)。最初にホテルに行かずに、荷物を引きずってコンベンションセンターに行ったのは、主催者からそういう指示があったからです。チェックイン前にまずレジストレーションを済ませて、参加証や食事のバウチャーなどの「キット」を受け取るようにとのことでした。
ところがいざ着いてみると、このコンベンションセンター、でかい。もちろんそれなりに心の準備はしていましたが、やはりそれ以上にでかかった(笑)。で、そこらじゅう工事現場だらけ。というか正確には終了したばかりのイベントの撤収とこれからのイベントの準備の作業中。そのイベントがいくつあったのかもわからない、多分10個前後のイベントが終了し、また始まりつつあるようでした。そして私が参加予定のカンファレンスのサインがどこにも見つからない!建物をひとまわりするだけで軽く1km以上ありそうな施設で、今日は最高気温も28度とかで、汗だくになりつつ歩いてみたものの見つからないので、まあカンファレンスは明日からなので、レジストレーションは明朝でもいいやと作戦を切り替えて、とりあえずホテルに行くことに。
でも今日は何のイベントもやってないので、タクシーがいない。ふと見ると、道路を挟んだ向かい側にリッツカールトンがあったので、そこで待っているタクシーなら安心だろうと思い、主催者からもらっていた例文集のホテルの部分を見せて(^^;)、行ってもらいました。ホテルはけっこう立派な感じです。でも防音は今ひとつかな〜。9階なんだけど、下の道路の車の往来の音がけっこううるさい。
ホテルの部屋の窓(南向き)から見えるのは、ひたすら高層住宅。
エレベーターホールから見えるホテル北側
中心に見える横長の長方形が横につながった感じなのが会場のコンベンションセンター。一番上が6階。その手前に平たいカマボコ状の屋根が見えるでしょうか?これが最大の展示会場部分。全部で3x2=6ブロックくらいの土地を使っています。奥の高層ビル群はオフィス街みたいな感じ。左右に分かれていて間に何も見えないのは、こんなふうになっているから。
これは先の横長長方形部分(コンベンションセンター5F)からさらに向こう側(北側)を見たところ。正面のにゅるんとした大きなものは何だかわかりません。
長くなるので、とりあえずいったんここまで。
by a-pot
| 2011-11-02 23:16
| 医薬、バイオ関連