2005年 05月 12日
Series C Financing |
私が勤めているAnacor Pharmaceuticals社は今日(5月11日)、シリーズCのファイナンシングとして$25M(26億円くらい)調達したことを発表した。このお金で、最初の開発品(にきび、アトピーなどの塗り薬)の臨床試験と、その他の前臨床プロジェクト(爪白癬など)を推進していく予定。
こういうのはExectiveのみなさんの仕事で、私自身は実験室でせっせと働いていただけ。それでも途中経過とかは全員のミーティングで知らせてもらっていたから、資金調達にどのくらいの時間がかかるかとか、話が途中で二転三転することがあるということもわかった。ともかくこれでひと段落。ただし当然ながら、これだけのお金で開発の最後までいけるわけではないので、次のラウンドも成功させるために、期待されているマイルストーンをクリアしなければならない。
今回の投資では既存のふたつのVCも参加したけれど、リードしたのは新たに参加したふたつのVC。そしてそれぞれからひとりずつが、Board of Directorsに加わった。そのうちのひとりは、元President and COO of Merck & Co., Inc.、その後COO of Aventis and CEO of Aventis Pharma. を経てVC界に入ったRichard J. Markhamという人。ずいぶんすごい人に加わってもらったものだ、というかこういう経歴の外部の人がうちの会社(つまり自分たちが行ってきた仕事)に対して投資価値ありという評価をしてくれたということだ。
スタートアップがfund raisingに成功するというのはある意味、社会の一部(投資家たち)から通知表でいい評価をもらうようなものかも知れない。内部にいるとそんな感覚がある。「大変よくできました。次の学期もがんばってね」みたいな。IPOまで行くと、社会全体から評価されるということで。
こういうのはExectiveのみなさんの仕事で、私自身は実験室でせっせと働いていただけ。それでも途中経過とかは全員のミーティングで知らせてもらっていたから、資金調達にどのくらいの時間がかかるかとか、話が途中で二転三転することがあるということもわかった。ともかくこれでひと段落。ただし当然ながら、これだけのお金で開発の最後までいけるわけではないので、次のラウンドも成功させるために、期待されているマイルストーンをクリアしなければならない。
今回の投資では既存のふたつのVCも参加したけれど、リードしたのは新たに参加したふたつのVC。そしてそれぞれからひとりずつが、Board of Directorsに加わった。そのうちのひとりは、元President and COO of Merck & Co., Inc.、その後COO of Aventis and CEO of Aventis Pharma. を経てVC界に入ったRichard J. Markhamという人。ずいぶんすごい人に加わってもらったものだ、というかこういう経歴の外部の人がうちの会社(つまり自分たちが行ってきた仕事)に対して投資価値ありという評価をしてくれたということだ。
スタートアップがfund raisingに成功するというのはある意味、社会の一部(投資家たち)から通知表でいい評価をもらうようなものかも知れない。内部にいるとそんな感覚がある。「大変よくできました。次の学期もがんばってね」みたいな。IPOまで行くと、社会全体から評価されるということで。
by a-pot
| 2005-05-12 09:36
| 医薬、バイオ関連