2005年 06月 19日
Publication |
現在私が働いているAnacor社では、最初の開発化合物の臨床試験が進行中。2番目の開発候補も概ね順調に推移している。ということで、そろそろ学会、論文発表を準備中だ。創薬ベンチャーの場合、適当な段階でのpublicationは宣伝にもなるし、臨床医にも説明しやすいし、おそらく将来の資金調達にも役立つのだろうし。
日本の製薬会社にいたときは、論文書きというのは勤務時間外とか週末とかを利用してするものという暗黙の了解があった。内容はもちろん会社の業務として行ったものなんだけど、発表させてやるんだからその準備は時間外にしろみたいな感じである。もっとも私がやってたのは上記のようなはっきりとした会社戦略ではなくて、論文をためて学位取得に使うのが主目的だったから、まあ当然といえば当然かも知れない。同じ会社にいても、臨床開発支援のような形での学会、論文発表は、あるいは仕事として認められていたのかも知れない、よく知らないけど。
ともかくスタートアップベンチャーでは、発表戦略を立てた段階から、論文書きも立派な仕事の一部。もともと1日の勤務時間なんて決まっていないのだから、発表するとなったらいつでも時間を作って準備すればよい。これがベンチャーならではの事情なのか、アメリカはみんなそうなのかわからないので、今度聞いてみよっと。いずれにしても、これって結構シアワセ。正直言って、私はそんなに根っからの研究者というわけでもないのだけれど、やっぱりひとつでもpublicationが増えるのはウレシイものです。
日本の製薬会社にいたときは、論文書きというのは勤務時間外とか週末とかを利用してするものという暗黙の了解があった。内容はもちろん会社の業務として行ったものなんだけど、発表させてやるんだからその準備は時間外にしろみたいな感じである。もっとも私がやってたのは上記のようなはっきりとした会社戦略ではなくて、論文をためて学位取得に使うのが主目的だったから、まあ当然といえば当然かも知れない。同じ会社にいても、臨床開発支援のような形での学会、論文発表は、あるいは仕事として認められていたのかも知れない、よく知らないけど。
ともかくスタートアップベンチャーでは、発表戦略を立てた段階から、論文書きも立派な仕事の一部。もともと1日の勤務時間なんて決まっていないのだから、発表するとなったらいつでも時間を作って準備すればよい。これがベンチャーならではの事情なのか、アメリカはみんなそうなのかわからないので、今度聞いてみよっと。いずれにしても、これって結構シアワセ。正直言って、私はそんなに根っからの研究者というわけでもないのだけれど、やっぱりひとつでもpublicationが増えるのはウレシイものです。
by a-pot
| 2005-06-19 09:13
| 医薬、バイオ関連