2014年 11月 06日
チャリティイベントを終えて (その2) |
その1はこちら
9月になって、東北から素敵なゲストが来てくださることになりました。宮城県石巻市でIshinomaki Girlsという活動を主催している高校生、はるひちゃんです。これは、その直前に純子さんがはるひちゃんたちの活動を知り、ぜひ支援したいと決めたからです。
震災後、どちらかといえば悶々としていたというはるひちゃんは昨年夏に、ソフトバンクのTOMODACHIプログラムで3週間UCバークレーを訪れ、そこでの経験で自身に何かのスイッチが入り、石巻に戻って街おこし活動を開始しました。それがIshinomaki Girlsで、グロービス経営大学院が主催するKIBOWのビジネスプランコンテストでなんと優勝を勝ち取り、その賞金で高校生によるファッションショー、マキコレ(石巻コレクション)を開催しました。
その活動を、神戸を中心とした女子学生によるNPO、ブルーアースプロジェクト(BEP)のメンバーが知り、阪神淡路大震災から20年となる来年、神戸で行われるイベントをいっしょにやらないかと声をかけ、現在準備を進めているそうです。純子さんはぜひその活動のサポートをしたいということでした。東北版はこちら。
ちなみにこちらでも、そのためのファンドレイジングをしています。11月29日までに50万円を集めたいというものですが、現時点でまだ10万円ちょっとしか集まっていません。ディナーショーとチャリティコンサートではるひちゃんに会ったみなさん、まだ間に合いますから応援しませんか?
上記とともに、福島を中心とした東北の高校生をシリコンバレーに招き、言ってみれば第二、第三のはるひちゃんが生まれる後押しをしたいというのが、今回の目的です。
ちょうど私は9月末から10月頭にかけて日本出張の予定があったので、数日間の休みをつけ足して、この間に東京、仙台、古川、水沢、盛岡で純子さんを始めとした関係者と会い、動画のDVDやいろいろな情報をいただきました。すべて純子さんがつないでくださった出会いです。
その中で、はるひちゃんのサポートと取材を続けておいでの松本真理子さんという方ともお目にかかりました。フリーのTV番組制作ディレクターをされていて、通常あまり表には出てこない系の方ですが、今回はるひちゃんの付き添いで渡米され、いろいろ話をさせていただきました。仙台での純子さんのプラネタリウムでのライブ(こちらのブログに詳しいです)を企画運営された方と聞いて、私のテンションも一気に上がったのですが、純子さんからの信頼も厚く、たくさんのことを教えていただきました。私のちょっとしたひとことがきっかけで、大好きな宮城の一ノ蔵酒造にも連れて行っていただいたり、本当にありがとうございました。
桝本さんも出張の合間を縫って、福島の学生さんのインタビューを撮りに行かれていました。
このようにして集めたビデオ素材をすべてビデオ班長の松波さんにお渡しし、オープニングに使う渾身のビデオクリップを作成していただきました。
ちなみにはるひちゃんと真理子さんは、コンサートの4日前の火曜日にシリコンバレー入りし、こちらのスーパーマーケット見学ツアーをしたり、こちらの高校1日体験をしたり、バークレーのときの先生に会いにいったりと、アクティブに活動。その後、純子さんのイベントでメッセージを伝えるという大役を果たします。
ちょっと時間が戻りますが、イベントのオフィシャルな告知開始は9月1日でした。ちょっと出遅れてしまいましたが、ちょうど2ヶ月で集客することになります。ボランティアメンバーのフェイスブックやツイッターはもちろん、メディアスポンサーになっていただいたBaySpo誌面上での宣伝もしていただきました。
今回は座席を事前に指定することにしたので、その作業もあります。結果的に600名を超える参加登録があり、1席当たり50ドルでお願いしたスポンサー席も80席近くが埋まりました。私が担当した物理的な作業としては、このあたりが一番大変だったかも。ただすべてがオンライン作業なので、席番号&バーコード入りのチケット作成は東京にいる息子に手伝ってもらい、名前を記入した後のワードファイルをPDFへ変換する作業は桝本千恵美さんにやっていただきました。千恵美さんは今回ボランティアの統括でもあり、準備から本番まで文字通り八面六臂の大活躍でした。
600枚以上のチケットをメールでお送りし、スポンサーのリストを作成する中で、私が把握しているだけで2件ほどミスをしてしまいました。コンサートが見られなかったというわけではないのですが、ご本人にはとても悲しい思いをさせてしまい、私も申し訳ない気持ちでいっぱいで、ここは反省しきりです。こういった作業については、システムとして改善の余地がありそうです。
そんなこんなであれよあれよという間に、当日を迎えることになります。すでに関口さんも詳細なレポートを上げてくださっています。
まずは10月31日(金)。奇しくもハロウィーンと重なったこの日、居酒屋Ajitoでのディナーショーが行われました。実は前回から私が熱望していた曲を、今回歌ってくださることになっていました。夕方のリハでも十分感動しましたが、やはり本番は本番。しかも純子さんが「赤間さんの希望により歌います」みたいなことを言ってくださって、私はとあるコスチュームで臨んでいたので、できればとぼけていたかったのですが、会場後方でフォロースポットを押さえながら、目から出る汗を押さえられませんでした。
終了後、お店のご厚意により機材撤収後の会場にて、関係者で軽い打ち上げ。明日もう1日のがんばりを約束して解散しました。
写真はC&M Phtographyのひろみさんです。ありがとうございます。
その3に続きます。
9月になって、東北から素敵なゲストが来てくださることになりました。宮城県石巻市でIshinomaki Girlsという活動を主催している高校生、はるひちゃんです。これは、その直前に純子さんがはるひちゃんたちの活動を知り、ぜひ支援したいと決めたからです。
震災後、どちらかといえば悶々としていたというはるひちゃんは昨年夏に、ソフトバンクのTOMODACHIプログラムで3週間UCバークレーを訪れ、そこでの経験で自身に何かのスイッチが入り、石巻に戻って街おこし活動を開始しました。それがIshinomaki Girlsで、グロービス経営大学院が主催するKIBOWのビジネスプランコンテストでなんと優勝を勝ち取り、その賞金で高校生によるファッションショー、マキコレ(石巻コレクション)を開催しました。
その活動を、神戸を中心とした女子学生によるNPO、ブルーアースプロジェクト(BEP)のメンバーが知り、阪神淡路大震災から20年となる来年、神戸で行われるイベントをいっしょにやらないかと声をかけ、現在準備を進めているそうです。純子さんはぜひその活動のサポートをしたいということでした。東北版はこちら。
ちなみにこちらでも、そのためのファンドレイジングをしています。11月29日までに50万円を集めたいというものですが、現時点でまだ10万円ちょっとしか集まっていません。ディナーショーとチャリティコンサートではるひちゃんに会ったみなさん、まだ間に合いますから応援しませんか?
上記とともに、福島を中心とした東北の高校生をシリコンバレーに招き、言ってみれば第二、第三のはるひちゃんが生まれる後押しをしたいというのが、今回の目的です。
ちょうど私は9月末から10月頭にかけて日本出張の予定があったので、数日間の休みをつけ足して、この間に東京、仙台、古川、水沢、盛岡で純子さんを始めとした関係者と会い、動画のDVDやいろいろな情報をいただきました。すべて純子さんがつないでくださった出会いです。
その中で、はるひちゃんのサポートと取材を続けておいでの松本真理子さんという方ともお目にかかりました。フリーのTV番組制作ディレクターをされていて、通常あまり表には出てこない系の方ですが、今回はるひちゃんの付き添いで渡米され、いろいろ話をさせていただきました。仙台での純子さんのプラネタリウムでのライブ(こちらのブログに詳しいです)を企画運営された方と聞いて、私のテンションも一気に上がったのですが、純子さんからの信頼も厚く、たくさんのことを教えていただきました。私のちょっとしたひとことがきっかけで、大好きな宮城の一ノ蔵酒造にも連れて行っていただいたり、本当にありがとうございました。
桝本さんも出張の合間を縫って、福島の学生さんのインタビューを撮りに行かれていました。
このようにして集めたビデオ素材をすべてビデオ班長の松波さんにお渡しし、オープニングに使う渾身のビデオクリップを作成していただきました。
ちなみにはるひちゃんと真理子さんは、コンサートの4日前の火曜日にシリコンバレー入りし、こちらのスーパーマーケット見学ツアーをしたり、こちらの高校1日体験をしたり、バークレーのときの先生に会いにいったりと、アクティブに活動。その後、純子さんのイベントでメッセージを伝えるという大役を果たします。
ちょっと時間が戻りますが、イベントのオフィシャルな告知開始は9月1日でした。ちょっと出遅れてしまいましたが、ちょうど2ヶ月で集客することになります。ボランティアメンバーのフェイスブックやツイッターはもちろん、メディアスポンサーになっていただいたBaySpo誌面上での宣伝もしていただきました。
今回は座席を事前に指定することにしたので、その作業もあります。結果的に600名を超える参加登録があり、1席当たり50ドルでお願いしたスポンサー席も80席近くが埋まりました。私が担当した物理的な作業としては、このあたりが一番大変だったかも。ただすべてがオンライン作業なので、席番号&バーコード入りのチケット作成は東京にいる息子に手伝ってもらい、名前を記入した後のワードファイルをPDFへ変換する作業は桝本千恵美さんにやっていただきました。千恵美さんは今回ボランティアの統括でもあり、準備から本番まで文字通り八面六臂の大活躍でした。
600枚以上のチケットをメールでお送りし、スポンサーのリストを作成する中で、私が把握しているだけで2件ほどミスをしてしまいました。コンサートが見られなかったというわけではないのですが、ご本人にはとても悲しい思いをさせてしまい、私も申し訳ない気持ちでいっぱいで、ここは反省しきりです。こういった作業については、システムとして改善の余地がありそうです。
そんなこんなであれよあれよという間に、当日を迎えることになります。すでに関口さんも詳細なレポートを上げてくださっています。
まずは10月31日(金)。奇しくもハロウィーンと重なったこの日、居酒屋Ajitoでのディナーショーが行われました。実は前回から私が熱望していた曲を、今回歌ってくださることになっていました。夕方のリハでも十分感動しましたが、やはり本番は本番。しかも純子さんが「赤間さんの希望により歌います」みたいなことを言ってくださって、私はとあるコスチュームで臨んでいたので、できればとぼけていたかったのですが、会場後方でフォロースポットを押さえながら、目から出る汗を押さえられませんでした。
終了後、お店のご厚意により機材撤収後の会場にて、関係者で軽い打ち上げ。明日もう1日のがんばりを約束して解散しました。
写真はC&M Phtographyのひろみさんです。ありがとうございます。
その3に続きます。
by a-pot
| 2014-11-06 15:18
| 八神純子さん