2005年 07月 20日
シリコンバレーとメジャーリーグの共通点 |
よく知られているように、日本と比べてシリコンバレーでは人材の流動性が高い。レイオフなどで強制的に移動しなければならなくなることもあるが、これは自分の意図ではないという点で、ある意味日本の会社の転勤と似ていなくもない。転勤の場合はとりあえず次の職場が保証されているけれど。そうでなくても、シリコンバレーのハイテク、バイオといった業界の人たちは(おそらくそれ以外の人たちも)、仕事(会社)を変えることに対してあまり抵抗がないようだ。今よりおもしろそうな、あるいはよさそうな仕事があればさくっと移る。現在の仕事や職場に満足していない場合はもちろんのこと、そうでなくても自分のキャリアパスを考え、常に新しいopportunityに目を光らせているものだ。
日本も変わりつつあると思うけれど、転職に対する日米間での意識の差というのは、今でもまだ隔たりがあるような気がする。そしてどうやらプロ野球の世界でも、同様な傾向があるようだ。スポーツナビのサイトに、梅田香子さんというライターの「トレードに対する日本人大リーガーの反応」というコラムがあった。日本ではトレード要員などと言われるとなんかネガティブなイメージばかりだけれど、アメリカ(メジャーリーグ)では戦力外通告なんて日常茶飯事。一般社会でレイオフが珍しくないのと同じだ。つい最近は野茂投手、そして高津投手も受けてしまったようだ。でも他球団が獲得に名乗りをあげれば、すぐに移ってプレーが可能なのだそうだ。さらには優勝を狙えるチームでプレーするために、トレードを待ち望む選手もけっこういるらしい。ほほーそういうものですかと思って興味深く読んだけれど、最後に引用された木田優夫投手(マリナーズ3A)の言葉がなんともうまく言い表している。
木田投手も、紆余曲折を経ながら何年もアメリカでプレーしていると思うけれど、そういった経験から出たひとことなのでしょう。ここで言われているマスコミやファンというのは「日本の」という意味だと思われる。一般社会に合わせて言い換えれば「人材の流動がどれだけ社会を面白くするか、日本のみなさんにも理解して欲しい」という感じになるだろうか・・・。
日本も変わりつつあると思うけれど、転職に対する日米間での意識の差というのは、今でもまだ隔たりがあるような気がする。そしてどうやらプロ野球の世界でも、同様な傾向があるようだ。スポーツナビのサイトに、梅田香子さんというライターの「トレードに対する日本人大リーガーの反応」というコラムがあった。日本ではトレード要員などと言われるとなんかネガティブなイメージばかりだけれど、アメリカ(メジャーリーグ)では戦力外通告なんて日常茶飯事。一般社会でレイオフが珍しくないのと同じだ。つい最近は野茂投手、そして高津投手も受けてしまったようだ。でも他球団が獲得に名乗りをあげれば、すぐに移ってプレーが可能なのだそうだ。さらには優勝を狙えるチームでプレーするために、トレードを待ち望む選手もけっこういるらしい。ほほーそういうものですかと思って興味深く読んだけれど、最後に引用された木田優夫投手(マリナーズ3A)の言葉がなんともうまく言い表している。
「トレードがどれだけ野球を面白くするか、マスコミにもファンにも理解してほしい」
木田投手も、紆余曲折を経ながら何年もアメリカでプレーしていると思うけれど、そういった経験から出たひとことなのでしょう。ここで言われているマスコミやファンというのは「日本の」という意味だと思われる。一般社会に合わせて言い換えれば「人材の流動がどれだけ社会を面白くするか、日本のみなさんにも理解して欲しい」という感じになるだろうか・・・。
by a-pot
| 2005-07-20 10:34
| SVの暮らし