2005年 08月 31日
Hiring |
現在うちの会社の我々のMedicinal Chemistryのグループにオープンポジションがある。しばらく前からみんなで何10通ものレジュメを見て、何人も電話インタビューをして、数人をon siteのインタビューに招待している。まだもう少し続ける予定。なんて日本語だから書いちゃってるけど、英語でこんな実況中継したらまずいかも・・・。以下は一般論ということで。
大企業で何10人とかまとめて採用するなら別かも知れないけれど、小さな会社の小さなグループがほんのひとりふたりを採用するとなると、どうしても相当慎重にならざるを得ない。インタビューだけはやたらうまい、みたいな人がいるからだ。すごくよく見えて、全員一致で採用したものの、実際に働き出してみると、何だか全然使えないじゃんみたいなことがあるのだ。
日米比較という観点から言うと、アメリカの人材はダイナミックレンジがとにかく広い。日本企業の研究職は平均レベルが高くて標準偏差が小さい。要するに大当たりも少ないかわりに大はずれも少なくて、そこそこできる人がたくさんいるといえると思う。ついでに書いておくと、日本でそこそこできる人はこちらにくれば相当できる人になると思う。アメリカの平均レベルは若干下がるかも知れないが、標準偏差がでかい。もしかしたら、らくだのようにこぶがふたつあるかも知れない。要するにばらつきが大きい。大当たりのすごい人もいれば、失礼ながら信じられないほど何もできない人というのもいる。何でこんな人が今まで社会人としてやってこられたのだ?と思うような人がけっこう社会を泳いでいるのだ。人格とか性格とかを非難しているわけではなくて、プロフェッショナルとしての仕事能力という意味でです。
複数の人間が1日がかりでインタビューすれば、イエローフラッグが上がる人はだいたいわかるのだけれど、だからといって油断はできないのです(笑)。
それにしてもつくづく思うのは、エントリーレベルのPh.D.、あるいはnon-Ph.D.でResearch Associateのcandidateとしてやってくるのは大半が海外からの移民。英語のネイティブスピーカーがほとんどいない。これっていかにもシリコンバレー的といえるのかな。
大企業で何10人とかまとめて採用するなら別かも知れないけれど、小さな会社の小さなグループがほんのひとりふたりを採用するとなると、どうしても相当慎重にならざるを得ない。インタビューだけはやたらうまい、みたいな人がいるからだ。すごくよく見えて、全員一致で採用したものの、実際に働き出してみると、何だか全然使えないじゃんみたいなことがあるのだ。
日米比較という観点から言うと、アメリカの人材はダイナミックレンジがとにかく広い。日本企業の研究職は平均レベルが高くて標準偏差が小さい。要するに大当たりも少ないかわりに大はずれも少なくて、そこそこできる人がたくさんいるといえると思う。ついでに書いておくと、日本でそこそこできる人はこちらにくれば相当できる人になると思う。アメリカの平均レベルは若干下がるかも知れないが、標準偏差がでかい。もしかしたら、らくだのようにこぶがふたつあるかも知れない。要するにばらつきが大きい。大当たりのすごい人もいれば、失礼ながら信じられないほど何もできない人というのもいる。何でこんな人が今まで社会人としてやってこられたのだ?と思うような人がけっこう社会を泳いでいるのだ。人格とか性格とかを非難しているわけではなくて、プロフェッショナルとしての仕事能力という意味でです。
複数の人間が1日がかりでインタビューすれば、イエローフラッグが上がる人はだいたいわかるのだけれど、だからといって油断はできないのです(笑)。
それにしてもつくづく思うのは、エントリーレベルのPh.D.、あるいはnon-Ph.D.でResearch Associateのcandidateとしてやってくるのは大半が海外からの移民。英語のネイティブスピーカーがほとんどいない。これっていかにもシリコンバレー的といえるのかな。
by a-pot
| 2005-08-31 15:23
| 医薬、バイオ関連