2005年 11月 13日
アトキンスダイエットに科学的根拠? |
ラットでは高タンパク食が小腸での糖産生を促し、食を細らせることがわかったそうだ。
高タンパク食を推奨するAtkinsダイエットは賛否両論あるものの、実際に体重を減らす効果があることも確かめられている。ただしそのメカニズムについてはわかっていなかった。高タンパク食は、少なくとも空腹感をコントロールするメジャーなホルモンにはほとんど影響しないことはわかっている。
今回ラットを用いた実験(Cell Metabolism, issue 2, vol 5, pp321-9, 2005)で、高タンパク職が小腸でのグルコース産生に関わる遺伝子を活性化させることがわかった。その結果、あるタンパクが合成され、それが肝臓で認識され、さらに脳にシグナルが伝わり、食べるのをやめることになるのだとか。
全容解明にはさらに詳細な研究が必要なのだろうが、アトキンスダイエットの信憑性が上がっていくことにはなりそう。
A team from the national research institute INSERM found that a high-protein diet triggers glucose production in the small intestine of rats. This induces feelings of satiety, making the animals less inclined to eat.
高タンパク食を推奨するAtkinsダイエットは賛否両論あるものの、実際に体重を減らす効果があることも確かめられている。ただしそのメカニズムについてはわかっていなかった。高タンパク食は、少なくとも空腹感をコントロールするメジャーなホルモンにはほとんど影響しないことはわかっている。
今回ラットを用いた実験(Cell Metabolism, issue 2, vol 5, pp321-9, 2005)で、高タンパク職が小腸でのグルコース産生に関わる遺伝子を活性化させることがわかった。その結果、あるタンパクが合成され、それが肝臓で認識され、さらに脳にシグナルが伝わり、食べるのをやめることになるのだとか。
全容解明にはさらに詳細な研究が必要なのだろうが、アトキンスダイエットの信憑性が上がっていくことにはなりそう。
by a-pot
| 2005-11-13 10:00
| 科学一般