コロナのワクチンを接種されたくない人に何と言えばいいのか? |
ワクチンの是非については様々な意見があります。以下はあくまで私の考えです。
私はコロナワクチンの順番が来たら迷わず接種を受けるつもりです。もし選べるならば最新のmRNAタイプがいいなとは思いますが、従来型のものでも接種を望みます。データを見て、接種を受けるリスクとベネフィットを比べれば圧倒的にベネフィットが勝ると思いますし、接種を受けないリスクとベネフィットを比べれば圧倒的にリスクが勝ると思うからです。
いくつかの理由により、日本は世界有数のワクチン忌避国と言っていいと思います(追記:と思っていましたが、そのような事実はないらしいです、がさらにその後、日本人は世界で最もワクチンを信頼していないという調査データもあるという情報も得ました。どちらが正しいのか私にはわかりません)。一方で世界有数の無宗教国(これも私が思っているだけです)であるのに、ことワクチンに関してはまるで宗教内戦国のようになっています。ワクチンの是非に関しては、激しい思い込みのために議論すら成り立たない状態。
このところ、日本のワクチン接種ペースが先進国の中で最低レベルと非難する声も多いようですが、これだけ多くの国民がワクチンに拒否反応を示す国で、政府もいわば国民の鏡なのですから、これは言ってみれば自業自得で仕方ないのではと思います。
きちんとデータが示されてもそんなのウソだとか、逆にデータの曲解でほら見ろだめだとか、人々は自分が見たいあるいは信じたいものを見るだけ。もちろんワクチン接種が絶対100%正しいとは言い切れません。ただ科学的に95%くらいは正しい(発症が抑えられる)という状況であっても、5%(発症する)の方しか見ない人がいる。
私はこれは、求めるべきではないゼロリスクを求めるが故の問題かなと思っています。ワクチンは効果100%、副反応0%でなければならないといったように。あともちろん常にいる陰謀論者の方々。そういった人々にに対してどんな言葉をかけるべきなのだろうと考えるのですが、そこがなかなか思いつきません。