2006年 03月 16日
SVツアーで思ったこと |
2004年以降、毎年3月はシリコンバレーツアーが目白押し。
今年はJTPAツアー、九州大学ツアー、個人のツアーとある。
こういったツアーでシリコンバレーを訪れる若者(多くは学生)を見ていると、いろいろなことを考えさせられるし、時代の変遷というものも強く感じる。自分が学生の頃はそんなツアーもなかったと思うし、そもそもインターネットもなかったから、情報ソースが今からは想像もできないほど限られていた。たとえそういうツアーの話があったとしても、私の場合はきっと他人事だと思ってただろうなあ。
最近はいわゆる理系専攻でも、経営を学びたいと言ってはばからない人たちも多い。昔、終身雇用と年功序列という言葉がまだ生きていた頃は、そんなこと言う人は(少なくとも自分のまわりには)いなかった。経営と言うのは、数10年も会社で働いた人のうちのほんの一握りの人たちだけができることだと思われていた。少なくとも私は漠然とそんなふうに思っていた。もちろんそれ以前から、アメリカにMBA留学とかされていた方もいるのだけれど、80年代にはまだ、MBAなんて知らない人の方が多かったと思う。
でも今は学ぼうと思えばそういったことだって若いうちに学べる。一方、そんな意識のかけらも持たずに、単に受身な過ごし方をしていると、あっという間に時代の流れから置いていかれてしまう、そんな社会になってきているのかも知れないし、それがいわゆる二極分化とか、格差社会とか言われるものになる原因のひとつなのかも知れないとも思う。
でも自ら努力する人は止められないし、したくない人に無理やりしろというのも無理があるし。
今日、九州大学のツアーでパネルみたいなものに参加させていただいてひときわ印象深かったのは、当初建築を専攻しながら九大発のバイオベンチャーに事業開発担当として参加して奮闘されているFさん。まさにやる気のかたまりといった感じで、こういう人にとっては、本人さえ信じていればまさに人生何でもありなんだなーと思わせる好青年(こんな言葉を使ってしまう自分の年を感じる・・・)だった。もうひとつは引率の先生方。あまり若いとは言えないけれど(笑)、尽きることのないエネルギーをお持ちで、自分もまだまだと思いました。
今年はJTPAツアー、九州大学ツアー、個人のツアーとある。
こういったツアーでシリコンバレーを訪れる若者(多くは学生)を見ていると、いろいろなことを考えさせられるし、時代の変遷というものも強く感じる。自分が学生の頃はそんなツアーもなかったと思うし、そもそもインターネットもなかったから、情報ソースが今からは想像もできないほど限られていた。たとえそういうツアーの話があったとしても、私の場合はきっと他人事だと思ってただろうなあ。
最近はいわゆる理系専攻でも、経営を学びたいと言ってはばからない人たちも多い。昔、終身雇用と年功序列という言葉がまだ生きていた頃は、そんなこと言う人は(少なくとも自分のまわりには)いなかった。経営と言うのは、数10年も会社で働いた人のうちのほんの一握りの人たちだけができることだと思われていた。少なくとも私は漠然とそんなふうに思っていた。もちろんそれ以前から、アメリカにMBA留学とかされていた方もいるのだけれど、80年代にはまだ、MBAなんて知らない人の方が多かったと思う。
でも今は学ぼうと思えばそういったことだって若いうちに学べる。一方、そんな意識のかけらも持たずに、単に受身な過ごし方をしていると、あっという間に時代の流れから置いていかれてしまう、そんな社会になってきているのかも知れないし、それがいわゆる二極分化とか、格差社会とか言われるものになる原因のひとつなのかも知れないとも思う。
でも自ら努力する人は止められないし、したくない人に無理やりしろというのも無理があるし。
今日、九州大学のツアーでパネルみたいなものに参加させていただいてひときわ印象深かったのは、当初建築を専攻しながら九大発のバイオベンチャーに事業開発担当として参加して奮闘されているFさん。まさにやる気のかたまりといった感じで、こういう人にとっては、本人さえ信じていればまさに人生何でもありなんだなーと思わせる好青年(こんな言葉を使ってしまう自分の年を感じる・・・)だった。もうひとつは引率の先生方。あまり若いとは言えないけれど(笑)、尽きることのないエネルギーをお持ちで、自分もまだまだと思いました。
by a-pot
| 2006-03-16 17:45
| SVの暮らし