2007年 08月 23日
学生ツアー存続の危機 |
今年4月に、東北大学で全学としては初めてのシリコンバレー学生インターンシップ研修を行いました。諸事情によりインターンシップという名前になりましたが、1週間で企業や大学などをまわりつつ、いろいろな人と会って話を聞く形式のシリコンバレーツアーです。
エッセイと面接により全学から選抜された18名の学生が参加しました。多くの方々のご協力を仰ぎながら、私はツアー全体のプロデュースと引率を行い、反省点はいろいろとあるものの、全体としては当初に意図したようなものができ、参加した学生たちも大きな刺激を受けて帰って行きました。
参加した学生たちのトータル45ページにもおよぶレポートもPDFファイルでこちらに公開しています。
学生たちも大きな意義を感じてくれたし、大成功だったわけですから、大学としても当然、来年以降もやりましょうという方向になるものと期待していたのですが、どうもそういうことにはなっていないようです。他の大学は続いているのになぜうちは続かないのか。これには私が理解しているだけでもいろいろな理由があるのですが、ここではこれ以上触れません。というか、触れるのはおそらく好ましくありません。
私自身は過去何年も他大学やJTPAのツアーのお手伝いをしてきて、これは絶対にやり続けるべきものだと確信していました。昨年来そういったことを訴えて、今回東北大学でも実現することができたわけですが、それがどういうことなのかという点で、「こちら」と「あちら」の間に大きなは認識の違いが存在しているという点も大きいと思います。もちろんことはそれだけで説明できるほど単純ではありませんが。
こういうことを書き出すと、典型的な日本の組織の批判のようになってしまいますが、あえて書こうと思ったのは、もしも得られるならどんな形のサポートでも欲しいと思ったからです。
これがもし私の独りよがりと自己満足で、大多数の人は実はこういうことの必要性を感じていないのであればそれまでですが、私自身は少なくともこれに参加した人、あるいは関わってくださった方々を始め、多くの大学関係者は、こういった企画にどれだけの潜在価値があるか、理解してくださっていると信じています。
ですから、もしできるならひとりでも多くの人に声を上げてもらいたい。自分のブログでもいいし、どんな形でもいいので、学生のうちにシリコンバレーのような場所を体験し、かの地のインサイダーと交流することがどれだけ刺激になり、将来の可能性を広げるか、ひいては世界の舞台で活躍できる人材育成につながるか考える機会を広げて欲しいと切に願います。
もちろん他の手段も考え、準備してはいます。でもできることは全部やる、ということで、とりあえず自分のブログに書くこともそのひとつかなと。
エッセイと面接により全学から選抜された18名の学生が参加しました。多くの方々のご協力を仰ぎながら、私はツアー全体のプロデュースと引率を行い、反省点はいろいろとあるものの、全体としては当初に意図したようなものができ、参加した学生たちも大きな刺激を受けて帰って行きました。
参加した学生たちのトータル45ページにもおよぶレポートもPDFファイルでこちらに公開しています。
学生たちも大きな意義を感じてくれたし、大成功だったわけですから、大学としても当然、来年以降もやりましょうという方向になるものと期待していたのですが、どうもそういうことにはなっていないようです。他の大学は続いているのになぜうちは続かないのか。これには私が理解しているだけでもいろいろな理由があるのですが、ここではこれ以上触れません。というか、触れるのはおそらく好ましくありません。
私自身は過去何年も他大学やJTPAのツアーのお手伝いをしてきて、これは絶対にやり続けるべきものだと確信していました。昨年来そういったことを訴えて、今回東北大学でも実現することができたわけですが、それがどういうことなのかという点で、「こちら」と「あちら」の間に大きなは認識の違いが存在しているという点も大きいと思います。もちろんことはそれだけで説明できるほど単純ではありませんが。
こういうことを書き出すと、典型的な日本の組織の批判のようになってしまいますが、あえて書こうと思ったのは、もしも得られるならどんな形のサポートでも欲しいと思ったからです。
これがもし私の独りよがりと自己満足で、大多数の人は実はこういうことの必要性を感じていないのであればそれまでですが、私自身は少なくともこれに参加した人、あるいは関わってくださった方々を始め、多くの大学関係者は、こういった企画にどれだけの潜在価値があるか、理解してくださっていると信じています。
ですから、もしできるならひとりでも多くの人に声を上げてもらいたい。自分のブログでもいいし、どんな形でもいいので、学生のうちにシリコンバレーのような場所を体験し、かの地のインサイダーと交流することがどれだけ刺激になり、将来の可能性を広げるか、ひいては世界の舞台で活躍できる人材育成につながるか考える機会を広げて欲しいと切に願います。
もちろん他の手段も考え、準備してはいます。でもできることは全部やる、ということで、とりあえず自分のブログに書くこともそのひとつかなと。
by a-pot
| 2007-08-23 14:39
| 東北大学USオフィス