2008年 03月 06日
ポスドク問題? |
いや、そんなに深い話ではないです。このブログのアクセス解析で、検索ワードというのがあるのですが、今年に入ってからずっと「ポスドク問題」が断トツ1位なのです。
この世界、アカデミアとかバイオベンチャーとか、あるいは製薬企業とか、もしかしたらシリコンバレーといったことに関心がある人たちの中の多くが、この言葉で検索をしているということなのでしょうか。相変わらずトータルのアクセス数はたいしたことないので(日々の平均50~60)、断トツ1位といっても1月が1720件、2月が3439件とかなのですが、それでも断トツの1位です。「ポスドク問題」でGoogleすると(もちろん日本語で)、このブログは15番目に出てきました(本日現在)。
(追記)3月もうやはり「ポスドク問題」が断トツでした。
話それますが、ちなみに「シリコンバレー」と「バイオベンチャー」を合わせて(順不同)Googleすると、ここ数年このブログがトップに来るんですよ(^^)。どちらか片方だと、見る気にもならないほど下の方になるようですが、あわせ技で1本!みたいな感じです。
それはともかく、誰が「ポスドク問題」で検索をしているのかなーと思って。
当事者であるポスドクたちでしょうか?それだったらいいのですが、ウェブ上でのポスドク問題についての議論は、私が知る限りでは、主にポスドクではない人たち、ほとんどはポスドク問題の解決策をあれこれと模索されている大学の教員によって行われているような気がするのです。ウェブ上の情報は、誰が書いているのかわからないものも多いですが、「ポスドク問題」で検索して上位10件の半分以上は大学関係者によるブログと思われます。ちなみに1位はWikipediaですが。
それが悪いというわけではないのですが、荒っぽく考察すると、ポスドク問題を一所懸命議論しているのは1万5千人ともいわれるポスドク当事者ではなく、大学教官がああでもこうでもと議論しているとも読み取れます。もちろんGoogle検索でポスドクの方のブログが有名な大学教官のブログよりも上位に来るのは難しいということはあると思います。でも真剣な当事者の訴えがたくさんあれば、それなりにたくさん引用され、リンクされ、検索で上位に来るようなエントリーがもっとあってもいいのではないかと。情報発信が限りなく簡単な今の時代にありながらそれが少ないというのは、どうなのかなーと、ちょっと思ったわけです。
もしかしたら当事者たちにはブログとか、ウェブ上にあーだこーだと書く、そんな余裕さえないのかも知れません。そうだとしたらそれはそれでまた問題かも知れないし。一方で当事者によるあきらめや、問題の先送りもいいことではありません。
だんだん重くなってきてしまいましたので(^^;)、今日はこの辺で。
この世界、アカデミアとかバイオベンチャーとか、あるいは製薬企業とか、もしかしたらシリコンバレーといったことに関心がある人たちの中の多くが、この言葉で検索をしているということなのでしょうか。相変わらずトータルのアクセス数はたいしたことないので(日々の平均50~60)、断トツ1位といっても1月が
(追記)3月もうやはり「ポスドク問題」が断トツでした。
話それますが、ちなみに「シリコンバレー」と「バイオベンチャー」を合わせて(順不同)Googleすると、ここ数年このブログがトップに来るんですよ(^^)。どちらか片方だと、見る気にもならないほど下の方になるようですが、あわせ技で1本!みたいな感じです。
それはともかく、誰が「ポスドク問題」で検索をしているのかなーと思って。
当事者であるポスドクたちでしょうか?それだったらいいのですが、ウェブ上でのポスドク問題についての議論は、私が知る限りでは、主にポスドクではない人たち、ほとんどはポスドク問題の解決策をあれこれと模索されている大学の教員によって行われているような気がするのです。ウェブ上の情報は、誰が書いているのかわからないものも多いですが、「ポスドク問題」で検索して上位10件の半分以上は大学関係者によるブログと思われます。ちなみに1位はWikipediaですが。
それが悪いというわけではないのですが、荒っぽく考察すると、ポスドク問題を一所懸命議論しているのは1万5千人ともいわれるポスドク当事者ではなく、大学教官がああでもこうでもと議論しているとも読み取れます。もちろんGoogle検索でポスドクの方のブログが有名な大学教官のブログよりも上位に来るのは難しいということはあると思います。でも真剣な当事者の訴えがたくさんあれば、それなりにたくさん引用され、リンクされ、検索で上位に来るようなエントリーがもっとあってもいいのではないかと。情報発信が限りなく簡単な今の時代にありながらそれが少ないというのは、どうなのかなーと、ちょっと思ったわけです。
もしかしたら当事者たちにはブログとか、ウェブ上にあーだこーだと書く、そんな余裕さえないのかも知れません。そうだとしたらそれはそれでまた問題かも知れないし。一方で当事者によるあきらめや、問題の先送りもいいことではありません。
だんだん重くなってきてしまいましたので(^^;)、今日はこの辺で。
by a-pot
| 2008-03-06 16:50
| 東北大学USオフィス