2008年 09月 17日
テロメラーゼの立体構造解明 |
癌細胞が無限に増殖できるために必須で、抗癌剤の究極のターゲットと考えられている酵素(のひとつ?)がテロメラーゼ。その存在が予測されてから、90年代後半に熾烈なクローニング競争が起こり、Geron社がかろうじて基本特許を取得しました。しかしながらその立体構造はなかなか解けなかった。多くの研究者が試みてきたものの大量発現と精製が難しく、X線解析に使える結晶が取れなかったのが最大の理由。RNAテンプレートを始めとして、サブユニットがいろいろあって、マルチコンポーネントとして働いているらしいというのもまた一因。
それがようやく解けたらしい。こういうネタはいつものC&ENから得る私ですが、今回の記事は会員のみのアクセス。ただしもとの論文はNatureなので、研究機関の方々は雑誌を見ていただけばいいわけですが、abstractはこちら。
Enzyme sourceをどこに求めるかがカギだったようで、この著者らはred flour beetleという昆虫の細胞を使ったら大量に発現できたのがミソと語っています。ビートルとはいうものの、日本名はコクヌストモドキ [ゴミムシダマシ科]。ってなんだそりゃ?成虫でも体調3-4ミリメートルだとか。Googleで画像検索すればどんなものかは見ることができますが、光るところがないホタルみたいです。
これを機に、低分子阻害剤の研究が再燃しないかなーなんて他人事のように書いてみたりしますが、昔やってた身としてはけっこう気になったり・・・。
それがようやく解けたらしい。こういうネタはいつものC&ENから得る私ですが、今回の記事は会員のみのアクセス。ただしもとの論文はNatureなので、研究機関の方々は雑誌を見ていただけばいいわけですが、abstractはこちら。
Enzyme sourceをどこに求めるかがカギだったようで、この著者らはred flour beetleという昆虫の細胞を使ったら大量に発現できたのがミソと語っています。ビートルとはいうものの、日本名はコクヌストモドキ [ゴミムシダマシ科]。ってなんだそりゃ?成虫でも体調3-4ミリメートルだとか。Googleで画像検索すればどんなものかは見ることができますが、光るところがないホタルみたいです。
これを機に、低分子阻害剤の研究が再燃しないかなーなんて他人事のように書いてみたりしますが、昔やってた身としてはけっこう気になったり・・・。
by a-pot
| 2008-09-17 15:31
| 医薬、バイオ関連

